ERNIE-ViLG というのが、"二次元キャラ" に強いという記事を目にしました。
実際に使ってみようと、次のページで試したんですが、レスポンスがイマイチでした。
そこで、公式ページを参考にして、ERNIE-ViLG を Google Colaboratory を書こうと思いました。
Google Colaboratory で動かす
実際に作ったものは、次のモノです。
中身については、正直良くわかっていないですが(公式ページ 通りに試しただけ)、簡単に紹介しようと思います。
準備
次のコマンドを叩いて、ERNIE-ViLG の準備をします。(GPU 環境でないと動作しません)
$ pip install paddlepaddle-gpu -U $ pip install paddlehub==2.1.0
import paddlehub
paddlehub.server_check()
$ hub install ernie_vilg
ERNIE-ViLG を使う
使うのは、2 つのパターンがあります。
CLI の場合は、次のとおりです。
$ hub run ernie_vilg --text_prompts "宁静的小镇" --style "油画" --output_dir ernie_vilg_out
Python の場合は、次のとおりです。
import paddlehub as hub module = hub.Module(name="ernie_vilg") text_prompts = ["宁静的小镇"] images = module.generate_image(text_prompts=text_prompts, style='油画', output_dir='./ernie_vilg_out/')
オプションは、次の説明の通りです。
- text_prompts
- 生成したい画像の内容を記述した入力文
- style
- topk
- 生成する画像数(最大 6 枚)
- output_dir
- 保存先のディレクトリ (デフォルト:ernievilg_output)
text_prompts や style は、中国語で書く必要があります。
Google Colaboratory で 画像を簡単に見たい
ERNIE-ViLG を動かすと、出力ファイルが Google Colaboratory のフォルダに入ります。 画像を見るためには、画像をダウンロードして、開くという手間があります。
そこで、フォルダを Google Drive と同期するという機能があります。 これを使えば、保存先を Google Drive にしておけば、Google Drive の UI 上から画像を見ることができます。
めちゃくちゃ便利なので、ぜひ使ってみてください。